こんばんは。
今日は確定拠出年金(iDeCo)について
以降、「iDeCo」で省略させてもらいます!
iDeCoはうまく利用すればすごく節税効果がある制度となっているので
ぜひ、最後まで見て頂ければと思います!
そこで今日は
- iDeCoとはなにか
- メリットデメリット
- iDeCoの始め方
そして実際に始めてみて感じたことなどをお話ししていきたいと思います。
目次
- iDeCoとは
- iDeCoのメリットとデメリット
- iDeCoの始め方
- iDeCoを始めて見て感じたこと
- まとめ
iDeCoとは
iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。
もっと分かりやすく言うと、「国の年金とは別に、自分で老後資金を作るための制度」です。
えーーーー。
なんで自分で老後の資金を自分で用意しないといけないの?
老後ぐらい国が面倒みてよ!
と思われる方も少なくないでしょう。
でも、
このiDeCoには利用することで税金の支払額を減らしてくれる「節税」という
ありがたい特典や利益を非課税にしてくれるという特典もついてくる制度なのです!
しかし、やはりメリットだけではなく
デメリットも発生してきますのでそこもしっかりと理解した上でiDeCoを始めて
「節税」していってもらえたらなと思います!
iDeCoのメリット・デメリット
先ほど軽くメリットについてはお話ししましたが、
あれだけじゃ
ザックリすぎると思うので
もう少し深掘っていきたいと思います。
メリット
・iDeCoの掛金が全額、所得控除の対象
確定申告や年末調整の時にiDeCoの利用を申告することで、iDeCoの掛金が全額、所得控除の対象となります。
そうすることで当年分の所得税と
それと、なんと翌年の住民税の金額を減らすことができます!
老後2000円問題などの不安があるなか、
将来の資産を貯金している感覚で支払う税金を減らせるのはとってもお得ですよね。
・運用時に出た利益が非課税
通常、掛金から出た利益に対して
20,315%の税金がかかってくるのですが
それが、かかりません!
そのため得た利益をそのまま運用に回すことができるので
利益が利益を生み出す
「複利効果」を十分に活かすことができるのです。
早くからiDeCoを始めれば始めるほど
運用期間は長くなるので
節税効果と複利効果は大きくなっていきます。
デメリット
・60歳まで引き出すことができない
iDeCoはあくまでも老後のための貯金みたいなもの
基本的には60歳まで引き出すことはできません。
そして、原則60歳から引き出すことができるiDeCoですが
受け取るには加入期間が10年以上経過している必要があります。
ここで注意してもらいたいのが、50代の方です。
加入して
・10年以上 → 受け取り開始年齢:60歳
・8年以上10年未満 → 受け取り開始年齢:61歳
・6年以上8年未満 → 受け取り開始年齢:62歳
・4年以上6年未満 → 受け取り開始年齢:63歳
・2年以上4年未満 → 受け取り開始年例:64歳
・1か月以上2年未満 → 受け取り開始年齢:65歳
このように引き出せる時期がずれていくので50代から
iDeCoに加入される方は注意が必要です。
・価格の変動リスク
iDeCoの運用商品には元本確保型の商品と
投資信託があります。
この投資信託は主に株や債券など日々、変動していくものに投資・運用する商品
となっているので、うまく運用できた時は元本確保型の商品より
高い収益を得ることができます。
逆に株価の下落などが起きた場合、投資元本を下回ってしまうリスクもあります。
・各種手数料がかかる
iDeCoに加入するためには
iDeCoを扱っている銀行や証券会社で専用口座を開設する必要があり、
その開設に2,829円(税込)の手数料がかかります。
そして口座を維持していくために加入者手数料105円や
運営手数料などを毎月払う必要があります。
運営手数料については無料の金融機関もありますので
金融機関のを選ぶ際はこういった手数料も確認しておきましょう!
iDeCoの始め方
iDeCoを始めるといっても何から始めたらいいか分かりませんよね。
5つほど簡単に説明していきます!
1・加入資格の有無を確認する。
始める方によって加入できる人と
できない人がいるので自分の今の状況をチェックしましょう!
2・掛金の上限額を確認し、設定額を決める
60歳まで引き出せないことを考慮の上、
設定金額を決めて行いましょう!
最低5000円〜、1000円単位で設定することができます。
設定金額は途中で変更できますが、
年に1度だけなので無理のない範囲で設定することをオススメします。
3・運用商品を決める
掛金を決めれば運用商品を決めて行きます。
運用商品によって運用成績が変わってくるので
それぞれの特徴を知ってから決めるようにしましょう。
運用商品には大きく分けると
元本保証型と元本変動型の2種類があります。
4・口座開設する金融機関を決める
口座開設ができる金融機関は様々ですが、
金融機関によって選べる商品や各種手数料も違うので注意しましょう。
中でもおすすめなのが
- SBI証券
- 楽天証券
ネット証券なので店舗受付がありませんが
店舗対応がある金融機関に比べて
投資する商品が多いのと運営管理手数料が無料
という強みがあるので
これといった金融機関がない方はぜひおすすめです!
5・口座開設を申し込む
金融機関が決まれば
その金融機関で申し込みをするだけです!
申し込みをしてから資料が2〜3週間ほど、
開設されるまで1〜2ヶ月ほどかかりますので
年内に始めたい方や年始から始めたい!
と言う方はこれらの期間を考慮した上で
口座開設の申請をしてください。
加入審査などが行われ、口座開設が完了すると
個人型年金加入確認通知書が届きます。
その通知が届いた月の26日から希望の金融機関から
初回引き落としが行われます。
iDeCoを始めてみて感じたこと
私が実際にiDeCoを始めて思ったことは
生活に困らない程度の金額での利用なら節税効果にもなるし
60歳まで引き出せないから老後のために貯金できている。
といったメリットがあります!
今のところ始めて嫌に思ったことはないので
私には向いていたのかもしれません。笑
まとめ
iDeCoは
60歳まで引き出せないと言うデメリットもありますが、
無理のない範囲での掛金設定など、うまく付き合っていけば
さほど大きなデメリットはないと思います。
みなさんも節税+貯金を掛け合わせてお得に
資産形成を始めてみませんか?
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